死の疑似体験としての射精
今まで会った(ヤッた)M君の中で「縛り首君」ってのがいて、
2回くらいヤッたことあるけど、連絡先も名前も知らない。
ただ、どっかのBBSで「西部劇の縛り首に興奮する」というカキコ見たことあるから、
その子じゃないかなぁと思ってみたり、ウチにも来てROMってるんじゃなかなぁと思ってみたり。
ロ−プをね、それこそ西部劇の縛り首用のように結んで、
それを天井に備え付けてある鉄パイプにぶら下げて、鏡を用意してあるんだよね。
もちろん「縛り首プレイ」といっても、本当に首を絞めるのではなくて、
チョイと首に引っ掛けて、その自分の姿を鏡に写して興奮している。
これってMの基本形が、すべて凝縮されているね。
自分を鏡に写して見るというナルシス的な部分。
あと、「死」ね。
魚の種類によっては、オスは射精したら用はナイとばかりに死んじゃう。
まあ、そんなところなんでしょうね。(男は悲しい)
原始的というか、種の進化の初期って、オスにとって「射精=死」であったところから始っている。
実際、絞首刑にあった瞬間、男って射精するとか。
ナチスの人体実験の記録でも、男が死の瞬間、射精することになってるらしい。
植物も、水をやらないで枯れる直前、花をワーーっと咲かせる。
個体が死滅する前に、種の保存本能が働いて、人間だけでなく動物・植物も、
子孫を残そうとする行動を取る。
おいしいトマトの作り方って知ってます?
水をできるだけやらないで、枯れる寸前にしながら育てる。
だから、射精禁止したMって、調教しやすくなるのかな。(笑)
栗本慎一郎先生(純也の大学時代の先生でもある。国会議員)の著書にも、
「イクは逝く」なのだって書いてあった。
英語でも、たしか「GO」とか「COME」っていうんでしょ。
あれは天国に逝くんだね。
昇天!!
何タラカンタラ書いてきたけど、言いたいことは「射精とは死の疑似体験」ってこと。
人間、死んじゃう訳にはいかないから、(笑)
死を疑似体験する。
男は射精の瞬間がソレなんだよね。
イッた後は、天国に逝った気分ね。
となると、SMとは何か、見えてくるでしょう。
そう、もっと死に近い疑似体験なんだよね。
身動き・抵抗ができない拘束状態で、肉体を極限までイタぶられて、
射精の瞬間に、より死に近い経験をしたいのがM君。
Sとして見ていて確信しているんだけれど、M君は射精の瞬間、自分の死に酔っている。
また、そんなことをコッチは知っているもので、そういう演出をしてあげるのねぇ。
「縛り首君」のイクその瞬間、ホントに首絞めてやったら、
「ああ、しぬしぬ。」ってイッチャた。
(初心者は、マネしないように!!)
で、30分もしないうちに、もう一ラウンド。よっぽど気にイってくれた模様でした。
ウソだと思ったら、オナニーで射精の瞬間、自分で自分の首を絞めてごらん。
あと、イキそうになったら、呼吸を止めるのもイイかもしれない。
(ただし、やり過ぎにご注意ください。)
これが、ブレス・コントロール系プレイの根本なんだよね。