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調教という表現

 

SMをすることをよく「調教する・される」って言います。

最初、この意味がわからなかったんだよね。

「調教」って言うと、猛獣使いとかがライオンを、人間の言うとおりにするように訓練するとか、

芸を仕込むという意味に使うでしょう。

だから、人間を動物に見たてて、「イヌ」とか「ブタ」とか、芸を仕込む。

そんなところかと、最初思っていたんだよね。

まあ半分は、そういうような意味も、確かにあるね。

実際にSをやっているウチに、「調教」という言葉を使う意味がわかってきた。

 

もうひとつ、「開発」って言葉も使う。

いちばん使うのは「ケツを開発してSのご主人様に奉仕する。」

こんな使い方かな。

これが典型例なので、これを使って説明してみよう。

 

「ケツを開発する」という言い回しが表現するように、

最初は誰でも痛いんだよね。ケツ掘られるの。(勿論、何事にも例外はあるけど)

ところが、(これも例外があるけど)ダンダン、痛いのが快感に変わってくる。

痛みが快感に変化するのか、痛みがなれてきて小さくなり、代わって快感が大きくなるのか。

ところで男なら、例外なくチンチンは気持ちいい。

でも、初めて剥けた時の記憶、覚えています?

すっごく、痛くなかった?

直で亀頭になんか触ったら、震えあがっちゃった記憶がある。

それがダンダン痛みが消えて快感が増えてきた。

乳首もそう。

純也が若い頃、「Sやる前にMやれ」っていわれて、

何回かMやったときのSのひとりに、しつっこく乳首をイタブル人がいて、

何せ縛られて拘束されていたので抵抗できず、もう涙・涙。

で、その後1週間、シャツを着るだけで乳首が擦れて痛かった。

で、2週間後くらいの他のSの人にやられて、

乳首にあったカサブタ剥されて・・・・・(涙)

おかげさまで今、純也は乳首、すっごく感じます。(笑)

 

モデルをやってくれた剛君が、オシリに蝋燭が好きな子で、

ならばと、この前は、ムチじゃなくて、皮製の首輪で、バチバチとオシリを打ってやった。

その後、蝋燭。また首輪でバチバチ。また蝋燭。

その時は二人で責めていたので、純也はひたすらスパンキング担当。

もう剛君、息も絶え絶えって感じだけど、弱音を吐かないでジーっと耐えてた。

そのうち案の定、痛みを耐える悲鳴に変化が・・・・・

 

「最初はすっごい痛かったし熱かったんですけど、

ムチされた後の蝋燭が、本当に気持ち良くなりました。ムチは、まだ痛いです。」

これが終った後の感想。

 

これが「調教」とか「開発」とかの言葉がSMに使われる訳だね。

人間、慣れていないことをされると刺激過敏で「痛い」感じがするんだけど、

一度、その壁を越えると、快感が出てくる。

「調教」「開発」されない人間って、一生その快感を味わうことなく死んじゃうんだよね。

 

PS.前に、ヘルハウスで、リピーターのM君が、

初めてヘルに来た、すなわちM初心者の子に純也を紹介した言葉があって、

「初めては純也さんみたいな人がいいよ。最初に持ち上げられちゃうと、・・・ううん、何ていうかなぁ」

その先が聞きたかったんだけど、その子、いい表現が浮かばなかったみたいでそれで終った。

でも「最初に持ち上げられちゃう」って表現、何だかわかるような気がするんだよね。

 

 

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